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 12月3日(土)   ★全国郷土料理巡り・第36回・秋田県「きりたんぽ鍋」★
  

第36回目の料理は、秋田県の郷土料理、「きりたんぽ鍋」です!!
きりたんぽとは、つぶした粳米のご飯を竹輪のように杉の棒に巻き付けて焼き、棒から外して食べやすく切った食品で、鶏がらのだし汁に入れて煮込んだり、味噌を付けて焼いたりしてて食べます。
きりたんぽ鍋は鶏(比内地鶏)のガラでとっただし汁をベースにこいくち醤油、酒と砂糖(または味醂)で醤油ベースのスープを作り、具材として主にゴボウ、マイタケ、比内地鶏、きりたんぽ、ネギ、セリを使用します。本来は、家庭料理であることから、鍋に入れる鶏肉には決まりはなくて、比内地鶏が使われるようになった契機は、比内地鶏の産地である大館市の企業が、煮込んでも硬くなりすぎず鍋物に最適なことに注目してセットで売り出し、成功したからだそうです。その後、県北部の鹿角市が発祥、大館市が本場として定着し、秋田県の郷土料理として広く親しまれるようになりました。

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