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| 3月5日(土) ★全国郷土料理巡り・第18回・京都府「ニシン蕎麦」★ |
 第18回の郷土料理は京都府の「ニシン蕎麦」です！！ 私、辻の出身地でもあります。 ニシン蕎麦は、蕎麦の上に身欠きニシンの甘露煮を乗せたものです。京都南座横には、北海道から輸送したニシンを使用した、名物蕎麦として知られています。これは、明治時代に誕生したもので、古くから京都の庶民料理として親しまれていたおばんざい、ニシンの昆布巻きに着想を得ています。 京都発祥の蕎麦とされているニシン蕎麦ですが、ニシン自体は北海道のものを使用しています。北海道では江戸時代よりニシンの収穫量が多く、繁栄していました。しかし、本州へ輸送するためには、海路で搬送する手段しかなく、当時は冷凍、冷蔵技術や輸送技術が未発達でした。そこで、日持ちする身欠きニシンに加工することで、輸送を可能にしました。なので特に、山間部地域にとっては、重要な食材となりました。その名残として現在も京都だけでなく、全国各地には身欠きニシンを扱ったニシン料理があります。 |
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