学生スポーツの中から世界で戦える個人が育つ。これが僕の理想とする「体育会」です。そもそも個人競技が基本である陸上競技は、組織など必要でなく、優れた選手と優れた指導者がいれば完結しそうなものですが、実はそうではないのです。個人は組織に属することによってはじめて成長し自らの潜在能力を伸ばすことができる。「体育会」とは「個」を育てる組織なのです(本文より)

世界を狙うトップアスリートを育てる
早稲田大学競走部監督・礒 繁雄が
「価値ある人材を育てる組織作りの秘密」を明かす。


世界基準のトップアスリートを創るのは、最新のスポーツ科学理論とデータ。そこに「泥臭い努力と「浪花節」をプラスして、最強の組織が出来上がる。これぞ、ジャパンクールの「新しい体育会」!

【スポーツ指導者・教育関係者・企業管理職・人事担当者・学生 必読書!】



−CONTENTS −

<第1章>なぜ、企業は体育会出身者に注目するのか?
<第2章>努力と挑戦を重ねるところから得られるもの
<第3章>「個」が育つ「体育会」をつくる
<第4章>一流でない僕が指導者として持っているもの
<第5章>新しいアスリートが育つ体育会



礒繁雄(いそしげお)
1960年栃木県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。
早稲田大学競走部時代、1981年・82年日本インカレ110mハードル連覇。1982年アジア競技大会6位入賞。日本体育大学大学院、同大助手を経て関西学院大学で教鞭をとり、同大学陸上競技部を16年間指導。2003年早稲田大学に戻り、コーチを経て2006年競走部監督就任。
2010年から2011年にかけて出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝と三大大学駅伝制覇、さらに2011年関東インカレ70年ぶりの総合優勝、同年日本インカレ53年ぶりの総合優勝に導いた。現在、多数の世界基準のトップアスリートを育てている。
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。

●発行:主婦の友インフォス情報社/発売:主婦の友社●発売日:2013年 9月13日●判型:四六判208ページ●ISBN 978-4-07-287020-4●税込価格:1,470円

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