早稲田大学入学志望の方、ご家族の皆様にとって、早稲田大学ってどんなところか、競走部ってどんな存在なのかという不安・疑問は常につきものでしょう。実際に入学してからではないと分からないことだらけであることも確かです。

このページは、競走部を希望する未来の後輩となる皆さんに、部員の"生の声"を聞いていただき、参考にしていただければと考え、昨年までの体験記に本年度新入部員4名のインタビューを加えて、2012年版「合格体験記」としました。

早稲田大学では一般入試だけでなく、様々な学部において特色のある入試制度が存在します。学力試験だけでは測れない、高校時代に培った個々の能力を生かすことで、早稲田の門をくぐることも可能です。その入試制度についても説明させていただきます。

今回紹介している体験談はほんの一部ですが、100名以上が在籍する競走部には各部員が様々な事情を持って入部してきています。「私はこんな状況だから無理だろう」と思わないでください。合格するための第一条件は「最後まで諦めない強い志」を持つことです。
皆さんもぜひ競走部員の仲間となり、一緒に日本一を目指しましょう




以下に様々な入試に関する具体的な事例をまとめています。皆さんの参考として、御一読下さい。
なお、事例内容はあくまで競走部が独自に整理したものです。詳細は大学の入学センター(学部入試概要)をご参照ください。

入試・入部に関する競走部への個別の質問は、こちら からお問い合わせください。

早稲田大学入試要項ほか入試に関する情報窓口は、下記からリンクしていますのでご利用ください。

  ■入学センター  ■入学案内の請求  ■入試要項発売状況



最も募集人数が多く、すべての学部で実施されている入試です。
試験日が異なりますので、複数学部の併願が可能になっています。(理工系3学部を除く)
3教科3科目型の科目設定ですので、志望される学部がどの科目を試験科目にしているか、必ずご確認ください。



大学入試センター試験の成績を利用して合否を判定する入試です。
センター試験の自己採点後の出願が可能で、一般入試との併願も可能です。
なお、学部によってセンター試験の成績のみで合否を判定するものと、センター試験の成績+一般入試の成績や競技歴で合否を判定するものが分かれていますので、ご注意ください。
現在、センター利用入学試験で入学している競走部員のほとんどはスポーツ科学部センター利用入学試験における”競技歴方式”で入学を決めていますが、それ以外の方式で各学部に合格された方も入部することはできますので、詳しくは上記リンクよりお問い合わせください。
実施学部:政治経済学部、法学部、文学部、文化構想学部、商学部、社会科学部、人間科学部、スポーツ科学部、国際教養学部の9学部
【例:スポーツ科学部センター利用入試(競技歴方式)】
外国語科目200点+国語or数学or地歴・公民or理科の中から2科目100点ずつ、競技歴を200点配点とし、計600点で選考します。
必要な実績はセンター試験の点数次第といえます。



一定の高い競技力を有し、スポーツに対する熱意と共にスポーツ科学への探究心を持つ学生が選抜されます。
高校在学中での全国大会出場以上の優秀な成績が出願には必要であり、評定と欠席日数の基準が設けられています。



各分野での特質した実績(陸上競技においては全国大会入賞など)と評定、欠席日数による選考が行われます。また出願学科によっては必要とされる資格が異なりますので、ご注意ください。



内容は教育学部とほぼ同様ですが、地域性を重視し、各都道府県から1名以上の合格者を目標としている入試制度です。都道府県以上の大会において優秀な成績を収めた人は出願が可能です。



各学部ごとに決定した指定校の高等学校長によって推薦された者が受験できる入試制度です。
政治経済学部、法学部、商学部、文化構想学部、文学部、基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部、人間科学部、国際教養学部の10学部


その他にもAO方式による入学試験、帰国生入学試験、社会人入学試験などが実施されています。
詳細については、大学の入学センター(学部入試概要)を参照してください。


欠畑 岳[一般入試・スポーツ科学部]岩手・盛岡第一高校出身(平成23年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
早稲田大学に強い憧れを抱いていたのが、一番の理由です。また、陸上競技のみならず、学業に関しても高いレベルで打ち込むことのできる、最高の環境であると考えたからです。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
高校2年の夏くらいから、早稲田大学を意識するようになりました。受験勉強を本格的に始めたのは、高校3年生の夏です。自分は最後の県高校総体で怪我をしてしまい、何もかもが嫌になった時期がありました。しかし、こんなところで諦めてはいけないと思い、その悔しさを早稲田大学の受験へとぶつけました。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか? 高校生活のことを教えてください!
部活は頑張っていましたが、勉強は疎かになりがちでした。しかし、最低限の予習と復習は心掛けていました。基本的にはテスト前に集中して勉強するといった感じでした。

試験に対してどのような対策をしましたか?
勉強法云々よりも、まずは「早稲田大学に絶対入るんだ」という強い気持ちを絶やさないようにしました。自分が受験勉強を始めた時は、基礎・基本が全く出来ていなかったので、まずは基礎固めを徹底しました。自分の受けた一般入試では、英語、国語、小論文の3教科でした。したがって英語と国語に絞って勉強しました。小論文は、課題になりそうな本を読んだりなどして知識を深めました。

最後に、未来の後輩へのメッセージを!!
早稲田大学競走部は、競技者として人間として大きく成長できる環境であると思います。この4年間で学ぶことは社会に出た後もきっと役立つはずです。この素晴らしき場で共に頑張りましょう。

竹井 尚也 [一般入試・スポーツ科学部]京都・龍谷大平安高校出身(平成22年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
自分は陸上だけでなく勉強も高いレベルでやりたいと考えていて、早稲田大学がまさにその両方を満たしてくれる大学だったからです。

いつ頃から受験に対して意識するようになりましたか?
以前から文武両道をモットーにしていましたが、高校2年の3月ごろから受験勉強を始めました。

高校在学中は部活と勉強の両立はできていましたか?高校生活のことを教えて下さい。
両立していました。部活をしていると、なかなか勉強時間はとれないのですが、自分の場合は通学時や寝る前などの小間切れの時間を利用する、早起きして勉強するなどの工夫をしていました。

試験に対してどのような対策をしましたか?
大学受験には多様な試験形式があるので、自分が受ける試験形式に合わせた対策が必要です。自分が受験したセンター利用方式では英語の配点が大きかったので、英語を人一倍勉強しました。

最後に、未来の後輩にメッセージを!!
陸上と受験勉強は一見相反するものですが、どちらも人として成長させてくれるものです。頑張って下さい。

出口 翔 [センター利用(+一般)・スポーツ科学部]東京・開成高校出身(平成24年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
自分が専門としている中距離を高いレベルでできる大学で、且つ高校時代から興味のあったスポーツバイオメカニクスや運動生理学の勉強、研究が高いレベルでできる大学を調べていたら早稲田大学にたどり着きました。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
高校1年生の時からどこの大学を受けるかについてぼんやりと考えていましたが、志望校を明確に決めて受験勉強をしっかり始めたのはインターハイが終わった高校3年の8月からです。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか? 高校生活のことを教えてください!
できるだけ両立するようにはしていました。部活中心の生活でしたが、部活後に喫茶店や図書館などに行って一定時間勉強するようにしていました。睡眠時間を削ると部活や勉強にも影響が出るので睡眠はしっかりとり、その分電車通学中や授業中はしっかり起きて勉強していました。

試験に対してどのような対策をしましたか?
私はセンター利用のみの方式も受けていたのですが、数点足らず落ちてしまい、センター+一般の方式を受けて合格しました。インターハイ予選落ちでは競技歴の方式は受けられないだろうと勝手に思い込み、競技歴方式は受けなかったのですが、入学後に周りの人に聞いてみた限りでは競技歴方式のほうが私の場合は受かりやすかったそうです。勘違いをしていると痛い目に合うので、どれが自分に合った受験の方式なのかはしっかり調べるべきです。一般試験の対策として過去問を数年分解きました。特徴のある問題が多いので過去問研究はしっかりするべきだと思います。

最後に、未来の後輩にメッセージを!!
早稲田大学は陸上競技をする上で最高の環境が整っています。受験勉強は辛いかもしれませんが、これを乗り越えれば存分に陸上に打ち込める環境が待っています。是非、早稲田大学に合格して一緒に切磋琢磨しながら強くなりましょう!
三井 泰樹 [センター利用・人間科学部]山形・山形東高校出身(平成24年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
高校2年時に早稲田大学の駅伝3冠をテレビで観戦し、競走部への漠然としたあこがれを抱きました。また、高3時の最後の大会で不本意な結果に終わってしまった悔しさを大学で晴らしたいという気持ちも、早稲田大学受験のきっかけとなりました。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
私はインターハイ予選の東北大会で敗退した後に部活を引退したのですが、勉強に身が入らず、本格的に受験勉強に取り組みだしたのは10月頃でした。このスタートの遅さのために追い込み期は非常に苦労しました。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか? 高校生活のことを教えてください!
私は放課後の部活後には疲れて勉強できなかったため、授業を全力で受けて、家でやらなければならない分を極力減らしていました。両立はあまりできていた方ではなかったと思います。

試験に対してどのような対策をしましたか?
センター試験の1ヵ月半前から、過去問や大手予備校のマーク式問題集をひたすらやりました。1日10時間ほどです。間違えたところの復習に多くの時間を割き、同じ間違いを繰り返さないようにすることが大切です。また、英単語、古文漢文の単語や文法は3年の夏休みまでにある程度固めておくことを強くお勧めします。

最後に、未来の後輩へのメッセージを!!
粘ってください。そして競走部の素晴らしい環境の中で共に頑張りましょう!
岡田 健志 [センター利用(競技歴)・スポーツ科学部]奈良・奈良高校出身(平成23年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
まず関東の大学で陸上をやりたいと思いました。しかし親には関西の大学を勧められていたので早稲田大学なら許してくれると思って受験しようと決めました。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
高校3年の春に早稲田を目指すと決めました。受験の天王山である夏休みから周りが勉強してるのを見て意識し始めました。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか? 高校生活のことを教えてください!
正直両立できていたとは言えません。授業はあまり集中できず、部活が終わって家に帰るとすぐに寝るという生活でした。受験前は早めに学校に行って予習し、部活が終わってから学校に残って勉強したりしました。

試験に対してどのような対策をしましたか?
時間をしっかり計って過去問や予想問題集をやりまくりました。センター試験は基礎的な問題がほとんどだと思うので、基礎力が大事だと思います。間違った問題の見直しは絶対です。センター試験の前日に教室で友達と問題を出し合ったのは良い思い出です。

最後に、未来の後輩へのメッセージを!!
高校生活でやり残したことがないようにしましょう。受験は1人の力だけではなく、親や友達や先生と一緒に頑張るものだと思います!最後まで諦めずにWを目指して頑張ってください!!

渡辺 翔大 [センター利用(競技歴)・スポーツ科学部]静岡・沼津東高校出身(平成22年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
陸上競技のレベルが高く、良い環境が整っているという印象があったので自分もその中に身を置いて陸上に取り組みたいと思い早稲田大学を志望しました。また学問に関してレベルが高いことも大きな決め手となりました。

いつ頃から受験に対して意識するようになりましたか?
受験を意識し始めたのは高校3年生の夏でしたが、本格的に勉強を始めたのは試合がすべて終わった秋からでした。それまでは授業にいつも以上に集中するようにしていました。

高校在学中は部活と勉強の両立はできていましたか?高校生活のことを教えて下さい。
勉強は学校の休み時間や通学の電車など空いている時間をうまく利用して、夜は睡眠時間をしっかりと確保するようにしていたので部活にも集中でき、両立ができていました。

試験に対してどのような対策をしましたか?
自分はセンター試験だけだったので、過去問や予想問題集をできるだけ多く解くようにして、間違えたところを何度も確認するようにしていました。部活で養った集中力が受験勉強のときにも役に立ったと感じました。

最後に、未来の後輩にメッセージを!!
目標を達成するという強い気持ちを持ち続けて行動していけば結果は必ずついてきます。早稲田の素晴らしい環境で一緒に頑張りましょう。

永沼 賢治 [自己推薦・スポーツ科学部]大分・大分舞鶴高校出身(平成24年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
競走部に以前から強い憧れがあり、自分自身もその環境で競技をしたいと思ったからです。また、勉学に励むにしてもよい環境と考えたからです。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
以前から憧れはありましたが、早稲田大学を受験すると決意したのは高校3年の夏でした。高校3年の秋のシーズンまでは競技に取り組みながら受験対策をし、シーズンを終えてからは受験勉強に励みました。

高校では部活と勉強の両立は出来ていましたか? 高校生活のことを教えてください!
あまりできていませんでした。普段は一生懸命部活に打ち込み、テスト期間は普段遅れている分を補うために勉強に取り組んでいました。

試験に対してどのような対策をしましたか?
過去問題を解くのは勿論のこと、スポーツに関しての知識を得るために本や新聞をたくさん読みました。また面接の対策として高校のたくさんの先生方に面接練習をしていただき、自分の考えを明確にしました。

最後に、未来の後輩へのメッセージを!!
受験勉強をしていると、合否が気になり不安になることもあるかもしれませんが、自分を信じ、後悔のないようにできる限りのことを一生懸命してください。

小林 快 [自己推薦・社会科学部]秋田・秋田工業高校出身(平成23年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
中学の頃から関東の大学で箱根駅伝を目指したいと考えていました。箱根駅伝に出場している他の大学と比べ、一般受験組からも活躍している選手が多いため、ここで頑張りたいと思いました。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
2年の国体です。走りではありませんが競歩で入賞できたため、自己推薦でなら入れるかもしれないと考えたのがきっかけです。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか? 高校生活のことを教えてください!
できていなかったと思います。高校でも寮生活だったため、勉強は帰ってからもあまり時間がなく
できていませんでした。しかし、自己推薦は評定も大切であるため、テスト前は
しっかり勉強して、高得点が取れるようにしていました。

試験に対してどのような対策をしましたか?
自己推薦は面接と小論文での受験なので、小論文の練習をしました。新聞などで社会の動きをチェックし、社説なども読んで物事に対するいろいろな考え方に触れるようにしました。

最後に、未来の後輩へのメッセージを!!
早稲田大学競走部は本当に多くの方々から支えていただき、素晴らしい環境の中で活動ができていると思います。この素晴らしい環境の中で一緒に頑張りましょう!

安田  匡 [指定校推薦・商学部]福島・安積高校出身(平成24年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
臙脂のWを着て箱根路を駆け抜けたいという思い一つです。高校から本格的に陸上の長距離に打ち込んだ自分は、正月にテレビで箱根駅伝を観戦していましたが、その舞台は大学4年間の目標とするに十分なほど輝いていました。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
高校入学時から、高校の先生方には受験に対する意識付けをされていました。ですが、本格的に大学受験と向かい合い、早稲田大学合格への挑戦を決意したのは高校3年の夏休みでした。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか?高校生活のことを教えてください!
部活動のため、帰宅部の友人と比べて自由な時間は少なかったです。ですが、だからこそ短い時間で集中して勉強に取り組んでいました。どんなに疲れていても、毎日必ず何かしらを勉強するようにしていました。

試験に対してどのような対策をしましたか?

私は指定校推薦を利用したので、定期考査による評定が全てでした。私の高校の試験では、授業で学んだ内容を中心に出題されていたので、常日頃から授業第一主義で、予習に対して特に力を入れていました。また、苦手な分野は科目担当の先生に質問しに行くなどして、試験前にしっかりと時間をとって対策しました。

最後に、未来の後輩へのメッセージを!
早稲田大学へ入学することは簡単なことではありませんが、自分自身で立てた目標を見失わずに、真面目に取り組めば必ず結果はついてきます。皆さんの早稲田大学への熱い思いを忘れずに、頑張ってください!!
臼田 稔宏 [指定校推薦・基幹理工学部]長野・佐久長聖高校出身(平成23年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
陸上競技、学問共に全国トップクラスの環境で文武両道を目指したいと思ったからです。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
高校1年生の3学期には早稲田大学を目指そうと思っていました。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか?高校生活のことを教えてください!
進学クラスでは無かったので、常に上位にはいました。寮生活で時間があまりなかったので、普段の授業を大切にし、課題等は授業の合間などを利用してやっていました。

試験に対してどのような対策をしましたか?
試験は面接のみだったので、研究したい内容等をはっきり言えるようにひたすら面接練習をしました

最後に、未来の後輩へのメッセージを!
指定校推薦は評定が重要なので、普段の授業と学校のテストを頑張って下さい。
田中 鴻佑 [指定校推薦・法学部]京都・洛南高校出身(平成22年入学)
なぜ早稲田大学を受験しようと思ったのですか?
中学生のころから箱根駅伝に憧れており、駅伝の名門校に進学したいと思っていました。その中で、陸上競技だけでなく学業においても高いレベルである早稲田大学に進学したいと思うようになりました。

いつごろから受験に対して意識するようになりましたか?
高校入学当初は受験に対しての意識はまったく無く、高校2年生の冬あたりから進路について考えるようになりました。しかし、そのときはまだ関東の大学に行きたいという漠然とした考えしかなく、早稲田大学を意識しだしたのは高校3年生の9月からでした。

高校在学中は部活と勉強の両立は出来ていましたか?高校生活のことを教えてください!
高校在学中は部活動中心の生活でした。陸上競技で結果を出したいという気持ちが強かったので、勉強に対して本気になれませんでした。本格的に受験勉強に取り組みだしたのは高校3年生になってからで、今思うともう少し早く取り組み出せばよかったなと思います。高校生活を振り返ってみると陸上競技においても学業においても満足いく結果は残せていませんでした。その分、大学生活こそは・・・、という気持ちが強いです。

試験に対してどのような対策をしましたか?
指定校推薦をもらうには第一に評定平均が必要です。これについては定期考査で高い点数を取るしかありませんので1年生のころから定期考査は大切にしておいたほうがいいと思います。私の場合は普段の勉強をあまりやれていなかったので、考査前は集中して勉強するようにしていました。しかし、考査前だけの勉強で高い点数を取るのはなかなか難しいので、日ごろの授業を大切にし、また帰宅してから少しでも授業の復習をする習慣を身に付けることが大切だと思います。次に指定校の試験内容についてですが、事前提出の小論文と面接でした。試験対策を本格的に始めたのは10月に入ってからで、小論文は国語の先生に指導していただき、面接に関してはニュースや新聞、インターネットを利用して時事問題を調べるようにしていました。小論文は法学についての内容でしたが専門的なことを詳しく書くというよりも、自分の意見をしっかりと書くことが大事です。面接は高校で何を学んだか、大学で何をしたいかをはっきりさせておけば大丈夫だと思います。

最後に、未来の後輩へのメッセージを!
指定校推薦は、推薦をもらうまでが一番大変です。早稲田に入れる一つの大きなチャンスですので、日頃の努力を大切にしてください!そして、早稲田大学には陸上競技においても学業においてもともに素晴らしい環境が整っています。もう4年間、陸上競技も勉強も頑張ってみようかな・・・、と思った方はともに文武両道を目指しましょう。
【2012年8月14日】


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